ライフワーク

イントロダクション

人間に殺される寸前に助け出された捨て犬。その捨て犬をそれまでの常識を覆してセラピードッグに育成し、年間約12,000名の高齢者、障がい者の心身のケアを行い、日本におけるセラピードッグの歴史に新たな一ページを開いた大木トオル。

アメリカでブルースシンガーとしての活動を続ける大木トオルは、セラピードッグという新たな世界に出逢うことになります。彼はライフワークとして、日本にセラピードッグを普及させるため私財を投じ、組織づくり、教育訓練のカリキュラムづくり、普及活動の場づくりに奔走します。そんなときに捨て犬のチロリと運命的な出逢いをします。チロリの存在は、殺処分寸前の捨て犬を救出してセラピードッグに育成するという、前人未到の彼の試みを強力に後押しすることになりました。名犬チロリはセラピードッグ普及の中心的存在になるとともに、彼の歌うブルースにも深い影響を及ぼしていきました。

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